ウレタン防水とは
液体のウレタンを塗り込むことで、防水層を形成する防水工法。
この素材は下地の形状に馴染みやすく、優れた施工性を持つ上に、安価でコストを抑えることができるというメリットもあります。
複雑な形状をした場所でも、継ぎ目のない美しい防水膜を形成できるため、屋上・ベランダなど施工場所を問いません。
また、既存の防水層の上から塗ることができる上に、高性能のウレタンを重ね塗りして弾性を高めることも可能です◎
屋上やベランダに、こんな症状があれば要注意!
◆ 地面に塗膜の剥がれ・膨れ・浮きがある
壁の内側から漏水が起こり、このような症状が発生するケースが少なくありません。
また、部分的な塗膜の劣化によって発生した裂け目から水分が入り込み、他の箇所へ広がっていくこともあるため、早めの対策が必要です。
◆ 変色・色落ち・汚れ
雨・紫外線・熱・風によって防水効果は徐々に劣化します。
もし変色や色落ちなどがあれば、それは防水機能が低下しているサイン。
より長く耐久性を保たせるには、建物と立地条件に合った工法を選びましょう。
◆ トップコートの摩耗
防水性をより長く、美しく維持するためには、防水施工の表面を覆うトップコートの定期的な塗り替えが重要。
ウレタン防水は、約5年に一度のメンテナンスを実施していれば、長く安心が続くでしょう。
防水工事の目的は、建物内部に侵入する水を防ぐこと。
もし防水がきちんと機能していないければ、雨ざらしになったコンクリートには雨水が浸み込み、いずれは雨漏りを引き起こしてしまいます。
上記のような症状がでていれば、お早めにご相談ください。